お月見の季節ですね。特に月が綺麗に見えるという十五夜は、旧暦8月15日の夜なので、2019年は9月13日の夜になります。
十五夜にはススキを飾る風習がありますが、古くはススキを含め7種の植物を飾っていました。これが秋の七草です。
秋の七草
萩(はぎ):ハギ属の総称です。北海道にはエゾヤマハギのみが分布します。
尾花(おばな):ススキの古い呼び名です。
葛花(くずばな):クズのことです。
瞿麦の花(なでしこのはな):カワラナデシコのことです。北海道には変種のエゾカワラナデシコが分布します。
姫部志(をみなへし):オミナエシのことです。
藤袴(ふじばかま):フジバカマです。北海道には分布しませんが、花壇などに植えられることがあります。
朝貌の花(あさがほのはな):アサガオではなく、キキョウのことを指すとされています。