ノウゼンカズラ属には北アメリカのアメリカノウゼンカズラと中国のノウゼンカズラの2種があり、奇妙なことにその分布は大きく離れています。これは、第三紀(260万年前まで)に北極周辺に広く分布していた祖先が、その後寒冷化によって分布を南下させ、北アメリカと中国に生き残ったためと考えられています。北海道ではまれに植えられていることがあり、両種の雑種や品種が幾つか作られています。

和名:アメリカノウゼンカズラ(アメリカ凌霄花)

英語名:trumpet creeper, cow itch vine, hummingbird vine

学名:Campsis radicans

観察難易度:★★★★☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、キク類、真正キク類I、シソ目、ノウゼンカズラ科、ノウゼンカズラ属

生活環:落葉樹

形態:蔓型。

茎:つる状になる。

葉:互生。奇数羽状複葉。小葉は卵形、粗い鋸歯縁。側小葉は3~7対。

花:集散花序。花冠は径4cm、長さ8cm、黄橙色~赤色、トランペット型、先は5裂する。萼は花冠と同色。花期は6~9月。

生育環境:植栽される。

分布:原産地は北アメリカ。

用途:観賞用

見分けのポイント:ノウゼンカズラは花冠の径、長さ共に7cm。萼は緑色。側小葉は2~4対。