黒っぽい花序をイタチの尾に、葉をハギに見立て、イタチハギの名があります。ハギ(マメ科ハギ属の総称)ではありません。生育環境がニセアカシアと重なっており、葉の形もよく似ていますが、イタチハギには棘がないことで見分けられます。果実は長く脱落せず枝に残り、特徴的なイボが多数あるため、冬でも見分けやすい樹種のひとつです。

和名:イタチハギ(鼬萩)、クロバナエンジュ(黒花槐)

英語名:desert false indigo, false indigo-bush, bastard indigobush

学名:Amorpha fruitcosa / Amorpha angustifolia / Amorpha arizonica / Amorpha bushii / Amorpha croceolanata / Amorpha curtissii / Amorpha dewinkeleri / Amorpha emarginata / Amorpha emarginata / Amorpha fragrans / Amorpha humilis / Amorpha occidentalis / Amorpha pendula / Amorpha tennesseensis / Amorpha virgata

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類I、マメ目、マメ科、イタチハギ属

生活環:落葉樹

形態:低木。高さ3m。棘はない。

葉:互生。奇数羽状複葉。長さ10~30cm。側小葉は5~10対。小葉は長楕円形~卵円形、全縁。

花:総状花序。小花は蝶形花。、暗紫色。花期は6~7月。

果実:豆果。長さ8mm。イボが多数ある。褐色。10月に成熟する。

生育環境:日当たりの良い環境を好む。河川敷、林縁等。

分布:原産地は北アメリカ。日本に帰化している。

用途:砂防用。飼料。

法規制等:—

見分けのポイント:棘はない。花は暗紫色。果実は多数のイボがある。