道端や空き地等、身近でとてもよく見られます。世界中の温帯~熱帯に広く分布しており、日本には有史以前に侵入、定着したと考えられています。お盆の頃に飾られるホオズキ(ナス科ホオズキ属)に対して特に用途がないことからイヌホオズキ(『イヌ』は『役に立たない』の意味)、食用になるナス(ナス科ナス属)に対して食べられないためバカナスの名があります。

和名:イヌホオズキ(犬鬼灯、犬鬼燈、犬酸漿)、バカナス(馬鹿茄子)

英語名:European black nightshade, black nightshade, blackberry nightshade

学名:Solanum nigrum L.

観察難易度:★☆☆☆☆

分類
門:  被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:キク類
無階級:真正キク類I
目:  ナス目
科:  ナス科
属:  ナス属
種:  イヌホオズキ

生活環:一年草

形態:よく分枝する。高さ30~70cm。

茎:よく分枝する。稜がある。有毛。

葉:互生。葉身は広卵形、長さ6~10cm。全縁~低い波状鋸歯縁。

花:総状花序。小花は径8mm。花冠は白色、先が5裂し反り返る。葯は黄色、大きく目立つ。花期は8~10月。

果実:液果。球形。黒色。あまり艶がない。成熟すると萼を残して脱落する。

生育環境:道端、空き地。

分布:世界中の温帯~熱帯に広く分布する。日本のものは史前帰化植物と考えられている。

用途:—

法規制等
環境省レッドデータブック2014:なし
北海道レッドデータブック2001:なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):カテゴリーA3

見分けのポイント:総状花序。小花は4~10個つく。果実はあまり艶がない、成熟すると萼を残して脱落する。

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