比較的背が高くなるので、花壇の奥側や、寄せ植え鉢の中央に植えられていることが多いです。ガウラ属からマツヨイグサ属へ移動しましたが、現在もガウラと呼ばれます。同属に、月見草の名で知られるオオマツヨイグサがあります。

和名 ガウラ、ヤマモモソウ(山桃草)、ハクチョウソウ(白蝶草)

英語名 Lindheimer’s beeblossom, white gaura, pink gaura, Lindheimer’s clockweed, Indian feather

学名
Oenothera lindheimeri (Engelm. & A.Gray) W.L.Wagner & Hoch
Gaura lindheimeri Engelm. & A.Gray

観察難易度 ★★☆☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類II(アオイ類)
目  :フトモモ目
科  :アカバナ科
属  :マツヨイグサ属
種  :ガウラ

分布 原産地は北アメリカ。

生育環境 北海道では花壇に植えられている。

生活環 多年草。

全体の特徴 高さ1.5m。花序が長い。

 よく分枝する。短毛がある。

 茎葉は互生。葉身は披針形、長さ1~9cm。荒い鋸歯縁。無柄。短毛がある。

 総状花序。花序は長く、低い位置から茎の先端まである。花弁は長さ1~1.5cm、4個。花弁の色は白色、ピンク、赤色等がある。雄蕊は8個、長く目立つ。花期は5~9月。

果実 堅果。紡錘形。長さ7~8mm。

種子 赤褐色。

見分けのポイント 総状花序は長く、低い位置から茎の先端まである。

成分 —

用途 観賞用。

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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