和名は葉の出方が行儀良いからとも、弘法の名をもつコウボウシバに対して行基の名をつけたともいわれます。ギョウギシバの名で雑草扱いされますが、飼料や芝生として利用される場合はバミューダグラスと呼ばれることが多いです。

和名:ギョウギシバ(行儀芝)、バミューダグラス

英語名:Bermuda Grass

学名:Cynodon dactylon

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、単子葉類、ツユクサ類、イネ目、イネ科、ギョウギシバ属

生活環:多年草

形態:匍匐型。高さ10~30cm。

茎:匍匐茎がある。

葉:互生。匍匐茎の節ごとに葉を出す。

花:直立する花茎の先に3~7本の花軸をつける。

生育環境:日当たりが良く踏みつけの多い環境を好む。芝生、道端、空き地、校庭、海岸等。

分布:世界中の温帯~冷帯に広く分布する。日本は全土に分布する。

用途:芝生。緑化。飼料。