北アメリカ原産のラズベリーです。ブラックラズベリーの名でジャムや苗木が売られています。家庭菜園で時々見かける他、まれに河川敷に生えていることがあります。名前の似ているクロイチゴやブラックベリーとの混同に注意が必要です。
和名 クロミキイチゴ(黒実木苺)、ブラックラズベリー、フランボワーズ、ラズベリー
生薬名 —
アイヌ語名 —
英語名 black raspberry, wild black raspberry, black caps, black cap raspberry, thimbleberry, scotch cap
学名
Rubus occidentalis L.
Melanobatus michiganus Greene
Melanobatus occidentalis (L.) Greene
Rubus idaeus var. americanus Torr.
Rubus occidentalis var. flavobaccus Blanch.
Rubus occidentalis var. grandiflorus Focke
Rubus occidentalis var. incisus Schltdl.
Rubus occidentalis var. pallidus L.H.Bailey
Rubus tomentosus Borkh.
観察難易度 ★★★☆☆
分類
門 :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類I(マメ類)
目 :バラ目
科 :バラ科
亜科 :バラ亜科
属 :キイチゴ属
種 :クロミキイチゴ
分布 原産地は北アメリカ。日本に帰化している。
生育環境 人為的に植えられる。まれに河川敷や林縁で野生化していることがある。
生活環 落葉樹。
全体の特徴 低い位置で枝が長く伸びる。高さ1.5m。全体に棘が多い。
根 —
幹 刺がある。
葉 互生。3~5出複葉。長さ10~25cm。小葉は卵形、重鋸歯縁、裏面に白軟毛と刺がある。葉柄と裏側の主脈上に刺がある。秋に紅葉する。
花 花弁は白色。径2.5~3.5cm。花期は6~8月。
果実 キイチゴ状果。球形。径1.5~2cm。未熟時は緑色だが、赤色を経て、成熟すると黒色になる。8~9月に成熟する。
種子 —
見分けのポイント —
成分 —
用途 果実は食用。生食またはジャムに加工される。
法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):カテゴリーA3
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