ウナギの蒲焼には必ずついてきますね。七味唐辛子にも入っています。これらの香辛料として使われるのは果実の皮ですが、若葉や花も食用になります。雌雄異株のため、果実を目的に栽培する場合は雌雄1株ずつが必要です。

和名 サンショウ(山椒)、ハジカミ(椒)、キノメ(木の芽)

生薬名 山椒(さんしょう)、花椒(ほあじゃお、かしょう)、蜀椒(しょくしょう)

アイヌ語名 カンチカマニ

英語名 Japanese pepper, Japanese prickly-ash, Korean pepper

学名
Zanthoxylum piperitum (L.) DC.
Fagara piperita L.
Zanthoxylum ovalifoliolatum Nakai
Zanthoxylum piperitum f. hispidum Hayashi
Zanthoxylum piperitum var. hispidum (Hayashi) Konta
Zanthoxylum piperitum f. pubescens (Nakai) W.Lee
Zanthoxylum piperitum f. rotundatum Yokouchi ex T.Shimizu
Zanthoxylum piperitum var. spinosum Konta

観察難易度 ★★★☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類II(アオイ類)
目  :ムクロジ目
科  :ミカン科
属  :サンショウ属
種  :サンショウ

分布 日本、朝鮮半島、中国。日本国内では、北海道(日高以南)~本州(屋久島以北)に分布する。

生育環境 山地。やや湿った環境を好む。

生活環 落葉樹。

全体の特徴 高さ3m。全体に棘が多い。

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 幹や枝には棘がある。

 互生。奇数羽状複葉。長さ5~15cm。小葉は5~9対、卵状長楕円形、長さ1~3.5cm、鋸歯縁。小葉の鋸歯の窪みには油点があり、これを揉むと強い芳香が漂う。

 雌雄異株。花の径は6mm。花弁は5個。花期は5~6月。

果実 蒴果。球形。径5mm。赤褐色。皺が多い。

種子 黒色。果実に2個含まれる。

見分けのポイント 葉は奇数羽状複葉、揉むと強い芳香がある。高さ3m以下の低木。

成分
サンショオール:独特の辛味がある。

用途 果皮は香辛料。特に七味唐辛子の材料として重要。若葉、花は食用。

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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