日本では砂浜に生える典型的な海浜性植物ですが、完全な内陸国であるモンゴルやウズベキスタンにも自生しています。2021年に同名の歌がヒットして知名度が上がってきました。
和名 スナビキソウ(砂引草)、ハマムラサキ(浜紫)
生薬名 —
アイヌ語名 —
英語名 —
学名
Heliotropium japonicum A.Gray
Tournefortia sibirica var. sibirica
Argusia cimmerica Steven, Bull. Soc. Imp. Naturalistes Moscou 24(I): 560 (1851)
Argusia messerschmidia Steven, Bull. Soc. Imp. Naturalistes Moscou 24(I): 560 (1851)
Argusia rosmarinifolia Steven, Bull. Soc. Imp. Naturalistes Moscou 24(I): 559 (1851)
Heliotropium japonicum A.Gray, Mem. Amer. Acad. Arts, n.s., 6: 403 (1859)
Messerschmidia argunia Gaertn., Fruct. Sem. Pl. 2: 130 (1790), orth. var.
Messerschmidia rosmarinifolia Roem. & Schult., Syst. Veg., ed. 15 bis 4: 844 (1819)
Tournefortia rosmarinifolia Steud., Nomencl. Bot., ed. 2, 2: 693 (1841), not validly publ.
観察難易度 ★★★☆☆
分類
門 :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:キク類
無階級:真正キク類I(シソ類)
目 :ムラサキ目
科 :ムラサキ科
属 :スナビキソウ属
種 :スナビキソウ
分布 東ヨーロッパ~東アジアに分布する。日本国内では、沖縄を除く北海道~九州に分布する。
生育環境 海岸の砂地。ただしモンゴル等の内陸国にも自生している。
生活環 多年草。
全体の特徴 高さ30cm。全体に有毛。
根 —
茎 下部は地表を這い、上部は斜上する。
葉 互生。葉身はへら形、長さ5cm。厚みがある。無柄。
花 巻散花序。花は径1cm。花冠は5裂。全体に白色だが基部は黄色。花期は6~7月。
果実 核果。コルク質があり海水に浮いて分散する。
種子 —
見分けのポイント 日本では海岸に生育する。全体に有毛。葉はへら形。
成分 —
用途 —
法規制等
・環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
・北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
・文化財保護法(日本):なし
・北海道文化財保護条例(北海道):なし
・世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
・外来生物法(日本):なし
・生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
・北海道ブルーリスト2010(北海道):なし
写真はクリックで拡大できます。






