湖底の泥の中に捕虫嚢をもつ食虫植物です。イヌタヌキモとオオタヌキモの雑種と考えられていますが、他にも様々な説があります。

和名:タヌキモ(狸藻)

英語名:greater bladderwort, common bladderwort

学名:Utricularia × japonica

観察難易度:★★★★☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、キク類、真正キク類I、シソ目、タヌキモ科、タヌキモ属

生活環:多年草

形態:沈水性

茎:湖底の泥の中に分枝する枝を伸ばし、捕虫嚢を多数つける。

葉:線状に細かく裂ける。

花:花茎を水上に出す。径1.3cm。花冠は上唇と下唇に分かれる、距がある、黄色。

生育環境:浅い沼や水たまり等の水中。

分布:道内分布は不明。

用途:アクアリウムに用いられる。

法規制等:準絶滅危惧(環境省レッドリスト)、希少種(北海道レッドリスト)