北海道で最もよく見られるウルシ科の1種です。肌の弱い人はそばを通るだけでもかぶれることがあるため、長袖を着る等の対策が必要です。漆器に使われる漆は、ツタウルシではなくヤマウルシ等から採取します。

和名:ツタウルシ(蔦漆)

学名:Rhus ambigua

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類II、ムクロジ目、ウルシ科、ウルシ属

生活環:落葉樹

形態:蔓型。

根:気根がある。

幹:蔓状になる。

葉:互生。3出複葉。小葉は全縁だが、若い個体には大鋸歯がある。頂小葉は楕円形、長さ12~15cm。側小葉は卵形、長さ8~12cm。

花:雌雄異株。円錐花序。個々の花は4~6mm。花弁は5個。花期は5~6月。

果実:偏球形。径6mm。縦筋がある。初め緑色、後に褐色になる。10月に成熟する。

生育環境:林内。他の物を支えにして高く伸びる。または地表を這って広く覆う。

分布:日本、南千島、サハリン、中国。日本は全土に分布する。