葉が古典園芸で有名なオモト(クサスギカズラ科)に似るとしてこの名がありますが、オモトの近縁ではありません。『ツバメ』というのは、果実の色が鳥のツバメに似ているため等の説があります。果実の色は藍色、黒色、まれに白色のものがあります。

和名 ツバメオモト(燕万年青)

英語名 —

学名
Clintonia udensis Trautv. & C.A.Mey.
Hylocharis cyanocarpa Tiling

観察難易度 ★★★★☆

分類
門  :被子植物門
無階級:単子葉類
目  :ユリ目
科  :ユリ科
属  :ツバメオモト属
種  :ツバメオモト

分布 日本、サハリン、シベリア東部、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ。日本国内では北海道、本州(奈良県以北)に分布する。

生育環境 山地~亜高山。林内。

生活環 多年草。

全体の特徴 ロゼット型。花茎を立ち上げると高さ20~30cm。果時には高さ70cmになる。厚みのある葉が目立つ。

 地上茎はない。

 根出葉のみで茎葉はない。葉身は倒卵状長楕円形、長さ20cm。厚みがある。柔らかい。全縁。初め縁に軟毛があるが後に脱落する。無柄。

 総状花序。花序は高さ20~30cm。小花は径1cm。花被片は6個、白色。花期は5~6月。花後に花序は長く伸びる。

果実 液果。球形。藍色または黒色、まれに白色。果序は高さ70cm。

種子 —

見分けのポイント ロゼット型。葉は倒卵状長楕円形、厚みがあり柔らかい。

成分
アントシアニン:果皮に含まれる。抗酸化作用がある。

用途 観賞用。

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

写真はクリックで拡大できます。