全草に異臭があり、それが塩を焼いた時のものに似ているとして、シオヤキソウの名があります。観賞用のほか、美肌効果があるとして薬用、化粧品等に利用されています。自生地は限られており、岐阜県等でレッドデータブックに記載されています。一方北海道では観賞用に品種改良されたものが帰化しており、環境を乱すとして北海道ブルーリストに登録されています。

和名:ヒメフウロ(姫風露)、シオヤキソウ(塩焼草)、シオヤキフウロ(塩焼風露)

英語名:herb-Robert, red robin, death come quickly, storksbill, fox geranium, stinking Bob, squinter-pip, crow’s foot, Roberts geranium

学名:Geranium robertianum

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類II、フウロソウ目、フウロソウ科、フウロソウ属

生活環:一年草または越年草。

形態:ロゼット型。全草に縮毛と異臭がある。

葉:互生。3出複葉。小葉は1~2回羽状深裂。

花:2個ずつつく。径1.5cm。花期は6~8月。

生育環境:自生地では日当たりの良い石灰岩地帯に生育する。北海道では護岸ブロックや舗装道路の隙間等に生育する。

分布:日本国内では本州と四国の石灰岩地帯に飛び島状に分布する。北海道に帰化している。

用途:観賞用。薬用。化粧品。

法規制等:北海道ブルーリスト。絶滅危惧I類(岐阜県レッドデータブック)。絶滅危惧II類(三重県レッドデータブック)。要注意種(広島県レッドデータブック)。絶滅危惧IB類(徳島県レッドデータブック)。絶滅危惧II類(高知県レッドデータブック)。