日本在来の木本の中で、最も大きな葉(単葉)をつけます。アレロパシーがあり、ホオノキの下にはあまり他の植物が生えません。用途は多岐に渡り、葉は大きさと殺菌作用を活かして食器の代用、朴葉味噌、朴葉寿司、朴葉餅等に使われます。材はきめ細かく丈夫なため、下駄の歯、まな板、日本刀の鞘、木版画の版木等に使われます。樹皮は薬用になります。

和名:ホオノキ(朴の木)、ホオガシワ(朴柏)

英語名:Japanese cucumber tree, Japanese bigleaf magnolia, Japanese whitebark magnolia

学名:Magnolia obovata

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、モクレン類、モクレン目、モクレン科、モクレン属

生活環:落葉樹

形態:高木。高さ20m。

樹皮:厚朴(こうぼく)または和厚朴(わこうぼく)と呼び薬用にする。

葉:互生。芳香と殺菌作用があるため、食器の代用、朴葉味噌、朴葉寿司、朴葉餅に使われる。

花:花弁は黄白色、6~9個。径15cm。芳香がある。花期は6月。

果実:袋果。長楕円形。長さ10~15cm。赤褐色。やや刺激的な芳香がある。10月に成熟し裂開する。種子は朱色。

生育環境:山林。

分布:日本、中国。

用途:公園樹、庭園樹。葉を食器の代用、朴葉味噌、朴葉寿司、朴葉餅。材を下駄の歯、まな板、日本刀の鞘、木版画の版木。樹皮を薬用。

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