高い山に登ると、標高が高くなるにつれて次第に樹木の背が低くなり、突然植物がなくなり岩だらけになる場所(森林限界)があります。乾燥しやすく栄養に乏しい過酷な環境ですが、ミネヤナギはこの辺りでよく見られます。

和名:ミネヤナギ(嶺柳)、ミヤマヤナギ(深山柳)

英語名:—

学名:Salix reinii

観察難易度:★★★★☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類I、キントラノオ目、ヤナギ科、ヤナギ属

生活環:落葉樹

形態:幹はよく分枝して地を這う。高さ1~3m。

幹:よく分枝して地を這う。

葉:互生。楕円形~倒卵形。長さ3.5~9cm。波状鋸歯縁。裏側は粉白色。やや厚みがある。秋に紅葉する。

花:雌雄異株。雌花序は緑色、長さ2~4cm。雄花序の葯はやや紅色を帯びた黄色。花期は5~7月。葉の展開と同時に開花する。

果実:果序は長さ3~4cm。6~8月に成熟する。綿毛がある。

生育環境:亜高山~高山。森林限界の最端部に多い。

分布:日本、南千島。日本国内では北海道、本州(中部以北)に分布する。

用途:—

法規制等:—

見分けのポイント:森林限界の最端部に多い。