少し変わった生活環をしており、越年草または多年草などとされます。春に成熟して地上に落ちた種子はそのまま越冬します。翌春発芽して夏頃まで生長し、一旦地上部を枯らして休眠します。その年の秋に再発芽し、ロゼットを作って冬を越した後、春に花茎を伸ばして開花、結実します。一生の間に一度だけ結実することから一稔草とされることもあります。

和名:ムラサキケマン(紫華鬘)

英語名:incised fumewort

学名:Corydalis incisa

観察難易度:★★★☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、キンポウゲ目、ケシ科、キケマン属

生活環:典型的な春植物。多年草、越年草、一稔草とされる。春に成熟して地上に落ちた種子は翌春発芽し、夏頃まで生長した後一旦地上部を枯らして休眠する。その年の秋に再発芽してロゼットを作り、冬を越した後、春に花茎を伸ばして開花、結実する。

形態:ロゼット型または直立型。高さ20~50cm。

茎:塊茎がある。地上茎は無毛、稜がある。

葉:1~2回3出複葉。小葉は深裂する、鋸歯縁、変異が大きい。根出葉は長い柄がある。

花:総状花序。小花は長さ1.2~2cm。花弁は4個。上花弁の後方は距になる。花期は5~6月。

果実:エライオソームがあり、アリが遠くへ運ぶ。

生育環境:林内、草地等。

分布:日本、中国。日本国内では北海道、本州、四国、九州に分布する。

用途:—

法規制等:—

見分けのポイント:—