花がユリに似ているとしてユリノキの名があります。ユリではなく、キタコブシモクレンの近縁種です。葉はかなり特徴的で、浅く4つに裂けており、最も覚えやすい木の一つです。札幌市の大通公園には大きなユリノキが数本あります。

和名 ユリノキ(百合の木)、ハンテンボク(半纏木)、レンゲボク(蓮華木)、チューリップツリー

生薬名 —

アイヌ語名 —

英語名 tulip tree, American tulip tree, tulipwood, tuliptree, tulip poplar, whitewood, fiddletree, yellow poplar

学名
Liriodendron tulipifera L.
Liriodendron fastigiatum Dippel
Liriodendron procerum Salisb.
Liriodendron truncatifolium Stokes
Liriodendron tulipifera var. acutilobum Michx.
Liriodendron tulipifera var. obtusilobum Michx.
Tulipifera liriodendrum Mill.

観察難易度 ★★☆☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:モクレン類
目  :モクレン目
科  :モクレン科
属  :ユリノキ属
種  :ユリノキ

分布 原産地は北アメリカ東部。

生育環境 日当たりが良く肥沃な環境を好む。北海道では人為的に植えられる。

生活環 落葉樹。

全体の特徴 高さ20~30m。

 —

 径1m。樹皮は縦に裂け、やや網目状になる。

 互生。葉身はかなり特徴的な4浅裂または6浅裂、長さ6~18cm。秋には黄色く変わる。

 径6~10cm。花弁は淡黄緑色。つけ根付近に褐色の模様がある。花期は6~7月。

果実 集合袋果かつ翼果。集合袋果は紡錘形。長さ7cm。灰褐色。個々の果実は翼がある。10月に成熟した後、春までかけて少しずつ翼果を落下させていき、最後に芯が残る。

種子 —

見分けのポイント 葉はかなり特徴的な4浅裂または6浅裂。とても見分けやすい。

成分 —

用途 公園樹、街路樹。木材は建築材、器具材、楽器材。アメリカインディアンは根皮と樹皮を薬に用いた。

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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