夏にはヒバリのさえずりを聴きながらハマナスの咲く木道をお散歩できます。

もくじ

  • 1. 地図
  • 2. 概要
  • 3. いちおしポイント
  • 4. 注意点
  • 5. 植物(写真付き)
  • 6. 植物(名前一覧)
  • 7. 見どころ
  • 8. 感想
  • 9. はまなすの丘公園の写真
  • 地図

    概要

    所在地:北海道石狩市

    標高:0~5m

    アイヌ語名:

    アクセス:◆駐車場あり。JR札幌駅から車で40分(23km)。
    ◆札幌バスターミナルから北海道中央バス石狩線、終点『石狩』下車、徒歩15分。

    設備:【駐車場】30台
    【案内所】はまなすの丘公園ヴィジターセンター
    【休憩所】四阿
    【展望台】展望ベンチ

    分類:自然公園

    説明:石狩川の河口が日本海に注ぐ、砂嘴の上に広がる公園です。公園入口から奥(石狩川の河口)まで約1500mの距離があります。公園入口近くに建てられている石狩灯台は、1892年(明治25年)の開設以来、100年以上の歴史を誇る石狩市のシンボルです。建てられた当時は河口にあった灯台は、砂嘴が北東方向に延びたことで今の場所となりました。なんと100年間で約1500mも砂嘴が延び、河口の場所が移動しています。園内は砂丘と湿地を含む2つの地形から成り立っていて、海浜植物、湿地性植物が見られます。海浜植物はエゾカワラナデシコ、ハマボウフウなど約180種が自生しています。はまなすの丘公園は石狩市海浜植物保護地区に指定されています。公園名になっているハマナスは6月下旬から7月上旬にかけて咲きます。潮騒と風を肌に感じて散歩ができます。砂嘴の先端は季節によって形が変わります。

    いちおしポイント

    ①ハマナス、エゾスカシユリなど約180種の海浜植物が自生し、石狩市海浜植物保護地区に指定されています。
    ②木道が整備されており、そよ風を感じながらの気軽なお散歩にちょうど良いです。
    ③広い砂丘が残されています。

    注意点

    ①マムシ、ハチ、ダニ、ウルシ、トリカブトなどの危険な動植物には十分注意が必要です。
    ②日差しを遮るものがないので天気の良い夏の日は熱中症対策が必要です。飲み水を持参した方が良いでしょう。
    ③河口付近は草が茂っていて足元が見えません。危険ですので川には近づかないようにしましょう。

    植物(写真付き)

    白色の花 の写真を見る
    黄色・赤色・青色の花 の写真を見る
    その他の色・地味な花 の写真を見る
    シダ・コケ の写真を見る

    ※ 花色や斑入りなど複数のタイプのある植物は、全てのタイプの写真を載せている場合があります。この場所で必ずしも全てのタイプの花・葉が見られるわけではありません。

    植物(名前一覧)

    アキカラマツ アキグミ アキノノゲシ イソスミレ イタチハギ イヌコリヤナギ ウンラン エゾカワラナデシコ エゾスカシユリ エゾノカワラマツバ エゾミソハギ オオアワダチソウ オオマツヨイグサ オオヤマフスマ オカヒジキ オギ オグルマ オトギリソウ オニハマダイコン カモガヤ(オーチャードグラス) カラマツソウ キショウブ キタノコギリソウ キンギンボク クサイ クサヨシ クサレダマ コウゾリナ コウボウシバ コウボウムギ コウヤワラビ コガネギク コバギボウシ シロツメクサ スギナ ススキ スズメノヤリ セイヨウノコギリソウ セイヨウハコヤナギ(ポプラ) タチヤナギ チョウセンカワラマツバ ツルウメモドキ テマリツメクサ テンキグサ ナガボノワレモコウ ナワシロイチゴ ニセアカシア ノコギリソウ ノハナショウブ ノブドウ ハマエンドウ ハマナス ハマニガナ ハマハタザオ ハマヒルガオ ハマボウフウ ハルガヤ ヒメイズイ ヒメシダ ヒメスイバ ヒロハクサフジ ブタナ フランスギク プンゲンストウヒ ヘラオオバコ マユミ ムラサキツメクサ メドハギ メマツヨイグサ ヤマナラシ ヤマブドウ ユウゼンギク ヨシ(アシ) ヨモギ

    見どころ

    はまなすの丘公園ヴィジターセンター:はまなすの丘公園や石狩灯台について知ることが出来ます。ピンク色が可愛らしいハマナスソフトクリームを食べることも出来ます。

    ハマナス:6月下旬から7月上旬には一面のハマナスの花畑ができます。

    海浜植物:コウボウムギ、エゾスカシユリなど約180種の海浜植物がみられ、公園内のうち16.5ヘクタールが石狩市海浜植物保護地区に指定されています。

    石狩灯台:1892年(明治25年)に石狩川の河口に開設された灯台です。当時は白黒の縞模様でしたが、1957年(昭和32年)にカラー映画撮影の舞台に選ばれたことを契機に、紅白に塗り替わりました。

    展望ベンチ:周りより小高くなっていて、公園全体を見渡すことができます。石狩川、樺戸山地、水平線、手稲連山が見えます。

    湿原:周囲より低くなっているため、雨水が溜まりやすい場所です。ノハナショウブやカセンソウが自生しています。

    感想

    広々とした景色の中で風を感じながらお散歩をしていると気分がスッキリしました。綺麗な花も咲いているので楽しい気持ちになってつい一番奥まで行ってしまいました。帰りはルートを変えて砂浜を歩いたのですが、砂地のせいで思ったより進まず疲れてしまいました。休み休み体力を残して歩かないといけませんね。

    はまなすの丘公園の写真