北海道では春に最も早く咲き始める植物の一つです。同属に、食用や薬用にされるサフランがあります。
和名：クロッカス ウェルヌス（crocus vernus）、ハナサフラン（花番紅花、花咱夫藍、花洎夫藍、花洎夫蘭、花西紅花）
英語名：Spring crocus, Dutch crocus
学名：Crocus vernus
観察難易度：★☆☆☆☆
分類：被子植物門、単子葉類、クサスギカズラ目、アヤメ科、クロッカス属
生活環：多年草
形態：高さ5～10cm。
茎：地上茎はない。地下に球茎がある。
葉：根出葉のみ。線形。長さ10cm。葉身は濃緑色。主脈は白色。厚みがある。堅い。
花：花弁は3個。萼片は3個、花弁と同形。花被の色は白色、紫色がある。花期は3～4月。
果実：蒴果。
生育環境：芝生、道端、河川敷、明るい林等。
分布：原産地は南ヨーロッパ。日本に帰化している。
用途：観賞用。水栽培での理科教材。
法規制等：北海道ブルーリスト（カテゴリーB）
見分けのポイント：—
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