林内のやや湿った環境で時々見られます。葉は互生し、長い葉柄があります。根出葉は花時にも残っています。雄蕊は8個ですが、まれに4個の場合があります。
和名:ヤマネコノメソウ(山猫の目草)
英語名:—
学名:Chrysosplenium japonicum
観察難易度:★★★★☆
分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、ユキノシタ目、ユキノシタ科、ネコノメソウ属
生活環:多年草
形態:直立型。高さ10~20cm。
茎:走出枝はない。
葉:互生。円心形。葉柄は長い。平らな浅い鋸歯縁。根出葉は花時にも残る。
花:雄蕊は8個、まれに4個。花期は4月下旬~5月。
果実:—
生育環境:やや湿った林内
分布:日本固有種。北海道(西南部)、本州、四国、九州に分布する。
用途:—
法規制等:希少種(北海道レッドデータブック)
見分けのポイント:互生。葉柄は長い。根出葉は花時にもある。走出枝はない。雄蕊は8個のことが多い。