イネ科エノコログサ属の幾つかの種は『猫じゃらし』と呼ばれ、中でもかなり大型の種がアキノエノコログサです。果穂（いわゆる猫じゃらし部分）の長さは10cm程もあり、先端は重みで垂れます。同属には雑穀のアワがあります。
和名 アキノエノコログサ（秋の狗尾草）、ネコジャラシ（猫じゃらし）
生薬名 —
アイヌ語名 —
英語名 Japanese bristlegrass, nodding bristle-grass, Chinese foxtail, Chinese millet, giant bristlegrass, giant foxtail, nodding foxtail
学名
Setaria faberi R.A.W.Herrm.
Setaria autumnalis Ohwi
Setaria macrocarpa Luchnik
観察難易度 ★★☆☆☆
分類
門 ：被子植物門
無階級：単子葉類
無階級：ツユクサ類
目 ：イネ目
科 ：イネ科
亜科 ：キビ亜科
属 ：エノコログサ属
種 ：アキノエノコログサ
分布 日本、サハリン、ロシア（沿海地方、ハバロフスク地方）、朝鮮半島、中国、台湾。日本国内では、沖縄を除く北海道～九州に分布する。
生育環境 日当たりの良い環境を好む。道端、空き地、草地、畑。
生活環 一年草。
全体の特徴 高さ40～160cm。
根 —
茎 叢生する。基部は地を這い、上部は直立する。
葉 互生。葉身は広線形、長さ30～40cm、幅2～2.3cm。やや紫色を帯びる。短毛が密生する。葉鞘の縁には毛がある。葉舌は毛状。
花 花序は長さ5～10cm、先が垂れる。小穂は長さ3mm。刺毛は緑色、まれに紫色。
果実 頴果。
種子 —
見分けのポイント —
成分 —
用途 —
法規制等
環境省レッドデータブック2014（環境省）：なし
北海道レッドデータブック2001（北海道）：なし
文化財保護法（日本）：なし
北海道文化財保護条例（北海道）：なし
世界の侵略的外来種ワースト100（国際自然保護連合）：なし
日本の侵略的外来種ワースト100（日本生態学会）：なし
外来生物法（日本）：なし
生態系被害防止外来種リスト（環境省）：なし
北海道ブルーリスト2010（北海道）：なし
写真はクリックで拡大できます。
