クリスマスツリーの木として有名ですね。北海道では、本来分布しておらず植えられることも少ないため、あまり知られていないかもしれません。稀に公園で出会えます。

和名 ウラジロモミ(裏白樅)、ダケモミ(岳樅)、ニッコウモミ(日光樅)

生薬名 —

アイヌ語名 —

英語名 Nikko fir

学名
Abies homolepis Siebold & Zucc.
Picea homolepis (Siebold & Zucc.) Carrière
Pinus homolepis (Siebold & Zucc.) Antoine

観察難易度 ★★★☆☆

分類
門  :裸子植物門
綱  :マツ綱
目  :マツ目
科  :マツ科
属  :モミ属
種  :ウラジロモミ

分布 日本固有種。本州、四国に分布する。

生育環境 北海道では稀に植えられる。

生活環 常緑樹。

全体の特徴 高さ20m。

 —

 樹皮は灰褐色。老木では荒く割れる。

 葉身は線形、長さ1cm。白色の気孔帯が2本ある。

 雌雄異花。雌花は赤紫色、前年枝に直立してつく。雄花は前年枝の葉腋につく。花期は6月。

球果 円柱形。長さ5~10cm。紫色を帯びた褐色。翌年の10~11月に成熟する。

種子 —

見分けのポイント

成分 —

用途 クリスマスツリー。幹は建築材、パルプ材。

法規制等
・環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
・北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
・文化財保護法(日本):なし
・北海道文化財保護条例(北海道):なし
・世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
・外来生物法(日本):なし
・生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
・北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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