日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている、正真正銘の驚異的外来種です。特定外来生物でもあるため、花壇に植えるのは違法です。特攻花と呼ばれる場合がありますが、これがどの植物を指しているのかは様々な解釈があります。
和名 オオキンケイギク（大金鶏菊）、コレオプシス（coreopsis）、トッコウバナ（特攻花）
生薬名 —
アイヌ語名 —
英語名 Lance-leaved coreopsis
学名
Coreopsis lanceolata L.
Bidens lanceolata (L.) Banfi, Galasso & Bartolucci
Chrysomelea lanceolata Tausch
Coreopsis crassifolia Aiton
Coreopsis heterogyna Fernald
Coreopsis lanceolata var. angustifolia Torr. & A.Gray
Coreopsis lanceolata var. glabella Michx.
Coreopsis lanceolata var. pumila Moldenke
Coreopsis lanceolata var. succisifolia DC.
Coreopsis lanceolata var. villosa Michx.
Coreopsis oblongifolia Nutt.
Coreopsoides lanceolata Moench
Leachia crassifolia Cass.
Leachia lanceolata Cass.
Leachia trifoliata Cass.
観察難易度 ★★☆☆☆
分類
門 ：被子植物門
無階級：真正双子葉類
無階級：コア真正双子葉類
無階級：キク類
無階級：真正キク類II（キキョウ類）
目 ：キク目
科 ：キク科
亜科 ：キク亜科
属 ：ハルシャギク属
種 ：オオキンケイギク
分布 原産地は北アメリカ。日本に帰化している。
生育環境 日当たりの良い環境を好む。道端、空き地、草地、土手。
生活環 多年草。
全体の特徴 高さ30～70cm。
根 —
茎 直立する。
葉 対生。両面共剛毛がありざらつく。根出葉は不規則に3～5深裂。茎葉は披針形～倒披針形。
花 頭状花序。径7cm。筒状花と舌状花がある。舌状花は橙黄色、先が切れ込む。花期は6～7月。
果実 痩果。扁平。小さな翼がある。
種子 —
見分けのポイント 橙黄色の花を咲かせ、群生し、遠くからでも目立つ。根出葉は不規則に3～5深裂。両面共剛毛がありざらつく。
成分 —
用途 かつて観賞用に栽培されていたが、現在は禁じられている。
法規制等
環境省レッドデータブック2014（環境省）：なし
北海道レッドデータブック2001（北海道）：なし
文化財保護法（日本）：なし
北海道文化財保護条例（北海道）：なし
世界の侵略的外来種ワースト100（国際自然保護連合）：なし
日本の侵略的外来種ワースト100（日本生態学会）：掲載
外来生物法（日本）：特定外来生物
生態系被害防止外来種リスト（環境省）：なし
北海道ブルーリスト2010（北海道）：カテゴリーA3
写真はクリックで拡大できます。
