和名:オヒョウ(於瓢)、オヒョウニレ(於瓢楡)、アツシノキ(厚司の木)、ヤジナ(矢科)、ネバリジナ(粘科)

英語名:Manchurian, cut-leaf, lobed elm

学名:Ulmus laciniata

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類I、バラ目、ニレ科

生活環:落葉樹

形態:高木。高さ25m。

樹皮:縦に裂ける。灰白色。強靭な繊維があり、アツシ(アイヌの衣服)の材料になる。

葉:互生。倒広卵形~長楕円形。長さ7~15cm。重鋸歯縁。基部は左右不同。葉先は尖るか、特徴的な形に3~7裂する。

花: 果実: 生育環境: 分布:

用途:樹皮はアツシ(アイヌの衣服)の材料。木材は器具材。

解説:名前の由来はオピウ(アイヌ語で「樹皮」という意味)とされる。魚のオヒョウとの関係は諸説あるがはっきりしていない。

見分けのポイント:葉先は尖るか特徴的な形に3~7裂する。樹皮は白っぽく、遠くからでも見分けやすい。