葉が放射状に広がる様子を、キジが座って休むムシロに例えてこの名がつきました。種小名は「オランダイチゴに似た」という意味です。
和名：キジムシロ（雉筵、雉蓆）
学名：Potentilla fragarioides
観察難易度：★★★☆☆
分類：被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類I、バラ目、バラ科、キジムシロ属
生活環：多年草
形態：分枝型。高さ15～20cm。
茎：開出毛が多い。
葉：互生。奇数羽状複葉。小葉は鋸歯縁、先は尖らない。根出葉では、側小葉は2～4対。茎葉では、側小葉は1～2対。
花：径2cm。花弁は5個、黄色先はやや凹む。花期は5～7月。
生育環境：低地～山地の日当たりの良い環境を好む。
分布：日本、朝鮮半島、中国、シベリア。日本は全土に分布する。
