典型的な春植物（スプリングエフェメラル）のひとつです。春の短い間に芽を出し、花を咲かせ、種をつけて、夏～冬は地下で休眠して過ごします。多くの都府県で絶滅危惧種に指定されていますが、北海道ではよく見られます。
和名 キバナノアマナ（黄花の甘菜）、キバナアマナ（黄花甘菜）
生薬名 —
アイヌ語名 チカプトマ
英語名 yellow star-of-Bethlehem
学名
Gagea lutea (L.) Ker Gawl.
Ornithogalum luteum L.
Ornithogalum majus Gilib.
Ornithogalum persoonii Hoppe
Ornithogalum sylvaticum Pers.
Stellaster luteus (L.) Kuntze
Gagea fascicularis Salisb.
Gagea glauca Sweet
Gagea indica Pascher
Gagea lowariensis Pascher
Gagea lutea f. bulbillifera Zoz & Kultenko
Gagea moorcroftiana Wall.
Gagea szepusiana Ullep.
Gagea transsilvanica Schur
Ornithoxanthum luteum (L.) Link
Ornithoxanthum persoonii (Hoppe) Link
Ornithoxanthum sylvaticum (Pers.) Link
Solenarium luteum (L.) Dulac
観察難易度 ★★☆☆☆
分類
門 ：被子植物門
無階級：単子葉類
目 ：ユリ目
科 ：ユリ科
属 ：キバナノアマナ属
種 ：キバナノアマナ
分布 日本、千島列島、サハリン、朝鮮半島、中国、シベリア東部、ヨーロッパ。日本国内では、沖縄を除く北海道～九州に分布する。
生育環境 低地～山地。明るい林、林縁、草地、芝生。
生活環 多年草。典型的な春植物。
全体の特徴 高さ20～30cm。
根 —
茎 地下に鱗茎がある。
葉 互生。線形。断面は三日月形。厚みがある。柔らかい。粉白色を帯びる。
花 径2.5cm。花弁は黄色。花茎に苞葉が2個ある。花期は4～5月。
果実 蒴果。
種子 —
見分けのポイント —
成分 —
用途 —
法規制等
環境省レッドデータブック2014（環境省）：なし
北海道レッドデータブック2001（北海道）：なし
文化財保護法（日本）：なし
北海道文化財保護条例（北海道）：なし
世界の侵略的外来種ワースト100（国際自然保護連合）：なし
日本の侵略的外来種ワースト100（日本生態学会）：なし
外来生物法（日本）：なし
生態系被害防止外来種リスト（環境省）：なし
北海道ブルーリスト2010（北海道）：なし
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