果実のカロリーの低さで、ギネス世界記録をもっています。キュウリが所属するウリ科には有用な作物がたくさん含まれ、中でもメロン、スイカ、ヒョウタン、かんぴょうの材料になるユウガオは特にキュウリと近縁です。
和名 キュウリ(胡瓜)、キウリ(木瓜、黄瓜)、カラウリ(唐瓜)、コカ(胡瓜)
英語名 Cucumber
学名
Cucumis sativus L.
Cucumis esculentus Salisb.
Cucumis hardwickii Royle
Cucumis muricatus Willd.
Cucumis rumphii Hassk.
Cucumis sativus f. albus M.Hiroe
Cucumis sativus f. hardwickii (Royle) W.J.de Wilde & Duyfjes
Cucumis sativus var. xishuangbannanensis J.Qi & Z.Yuan ex S.S.Renner
観察難易度 ★★☆☆☆
分類
門 :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類I(マメ類)
目 :ウリ目
科 :ウリ科
連 :トウガン連
属 :キュウリ属
種 :キュウリ
分布 原産地はヒマラヤ、中国南部等。世界各地に帰化している。
生育環境
生活環 一年草。
全体の特徴 巻きひげで他の植物や柵に絡みつく蔓植物。全草に剛毛が密生する。
茎 剛毛が密生する。
葉 葉身は5浅裂。荒い鋸歯縁。
花 雌雄異花。花冠は濃黄色。雌花には細長い子房があり、開花時には既に小さなキュウリ果実の形をしている。花期は6~8月。
果実 液果。細長い円柱形。長さ12~50cm。棘がある。
種子 —
見分けのポイント 雌花には小さなキュウリ果実状の子房がある。
成分
ククルビタミンC:果実のつけ根付近に多く含まれる。苦味がある。抗癌作用がある。ゴーヤ(ウリ科ツルレイシ属)に多く含まれる。
キュウリアルコール:キュウリの香りがある。
用途 食用。
法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし
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