花が、仏像が身につける装身具の瓔珞に似て、小さいことから、コヨウラクツツジの名があります。全体に粗い毛があります。
和名:コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)
学名:Menziesia pentandra
観察難易度:★★★☆☆
分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、キク類、ツツジ目、ツツジ科、ヨウラクツツジ属
生活環:落葉樹
形態:低木。高さ2m。
葉:枝先に束生。楕円形~長楕円形。長さ2.5~5.5cm。全縁。有毛。
花:壺形。黄緑色~赤紫色。先は5裂。長さ6mm。花柄に腺毛があり粘る。花期は5~6月。
果実:球形。長さ4mm。9月に成熟する。
生育環境:亜高山
分布:日本、南千島、サハリン。日本国内では北海道、本州、四国に分布する。
用途:庭園樹。