原産地のニュージーランドでは、食用、薬用、繊維の原料に使われてきました。北海道では、葉が赤い品種の‘レッドスター’が、しばしば花壇に植栽されます。 

和名 コルディリネ オーストラリス、コルジリネ オーストラリス、ニオイシュロラン(匂棕櫚蘭)

英語名 cabbage tree, cabbage-palm

学名
Cordyline australis (G.Forst.) Endl.
Charlwoodia australis (G.Forst.) G.Don
Cordyline calocoma (H.Wendl.) Baker
Cordyline forsteri F.Muell.
Cordyline indivisa Regel
Cordyline lentiginosa (Anon.) Linden & André
Cordyline sturmii Colenso
Cordyline superbiens K.Koch
Cordyline veitchii Regel
Dracaena australis G.Forst.
Dracaena parrei Lorgus
Dracaenopsis australis (G.Forst.) Planch.
Dracaenopsis calocoma H.Wendl.
Terminalis australis (G.Forst.) Kuntze

観察難易度 ★★★☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:単子葉類
目  :クサスギカズラ目
科  :クサスギカズラ科
亜科 :ロマンドラ亜科
属  :センネンボク属
種  :コルディリネ オーストラリス

分布 原産地はニュージーランド。

生育環境 北海道では人為的に植えられる。

生活環 本来は常緑樹。北海道では越冬できない。

全体の特徴 原産地では高さ20mになる香木。北海道では、幹が十分生長せず、葉が叢生状に出て、高さ1m以下の個体が多い。

 開花までは分枝せずまっすぐ上に伸びる。北海道では十分に生長できないため、幹は短く、葉に隠れて見えない場合が多い。

 互生。葉身は剣状、長さ40~100cm。

 総状花序。花被片は6個、白色。

果実 —

種子 —

見分けのポイント —

成分
リノレン酸:種子に多く含まれる。不飽和脂肪酸のひとつ。

用途 観賞用。食用。繊維の原料。薬用。

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし