細長い花序(花の集まり)が魅力的なサルビアです。紫色のものが多いですが、ピンクや白色の品種も作られています。矮性の品種もあります。

和名 サルビア ネモローサ、サルビア シルベストリス、ウッドランドセージ、バルカンクラリー

生薬名 —

アイヌ語名 —

英語名 woodland sage, Balkan clary, blue sage, wild sage

学名
Salvia nemorosa L.
Sclarea nemorosa (L.) Mill.
Sclarea punctata Moench

観察難易度 ★★☆☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:キク類
無階級:真正キク類I(シソ類)
目  :シソ目
科  :シソ科
亜科 :イヌハッカ亜科
属  :アキギリ属
種  :サルビア ネモローサ

分布 ヨーロッパ~西アジア。

生育環境 人為的に植えられる。

生活環 多年草。北海道の園芸では一年草として扱われているが、条件が良ければ越冬できると思われる。

全体の特徴 高さ30~80cm。幾つかの品種が作られている。

 —

 断面は四角形。

 対生。葉身は長楕円形~卵状披針形、長さ2~5cm。皺が多い。

 輪散花序。花序は細長く、直立する。花冠の色は紫色、ピンク、白色。花期は6~9月。

果実 分離果。4個の分果に分かれる。

種子 —

見分けのポイント 花序は細長く直立する。葉は対生、皺が多い。

成分 —

用途 観賞用。花壇で一年草として扱われる。

法規制等
・環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
・北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
・文化財保護法(日本):なし
・北海道文化財保護条例(北海道):なし
・世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
・外来生物法(日本):なし
・生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
・北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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