古い時代に中国から入ってきて定着した史前帰化植物と考えられています。観賞用の他、便秘に効く薬草としても利用されています。知名度は高いですが、北海道ではめったに見かけないですね。

和名 シャガ(射干、著莪、胡蝶花)、コチョウカ(胡蝶花)

生薬名 —

アイヌ語名 —

英語名 fringed iris, crested iris, butterfly flower, shaga

学名
Iris japonica Thunb.
Evansia chinensis (Curtis) Salisb.
Evansia fimbriata (Vent.) Decne.
Evansia japonica (Thunb.) Klatt
Iris chinensis Curtis
Iris fimbriata Vent.
Iris japonica f. pallescens P.L.Chiu & Y.T.Zhao
Iris squalens Thunb.
Moraea fimbriata (Vent.) Loisel.
Xiphion fimbriatum (Vent.) Alef.

観察難易度 ★★★☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:単子葉類
目  :クサスギカズラ目
科  :アヤメ科
属  :アヤメ属
種  :シャガ

分布 原産地は中国。日本のものは史前帰化植物と考えられている。

生育環境 やや湿った環境を好む。北海道では人為的に植えられる。

生活環 多年草。

全体の特徴 高さ50~60cm。

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 互生。葉身は剣状、長さ30~60cm、幅2.5~3cm。光沢がある。

 花弁は白色。紫色と黄色の模様がある。花期は4~5月。

果実 三倍体のため結実しない。

種子 —

見分けのポイント —

成分 —

用途 観賞用。全体または根茎は薬用。

法規制等
・環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
・北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
・文化財保護法(日本):なし
・北海道文化財保護条例(北海道):なし
・世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
・日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
・外来生物法(日本):なし
・生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
・北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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