春にツクシと呼ばれる胞子茎を地上に出し、その後栄養茎を出します。植物名はスギナです。山菜、お茶、薬用として利用される他、ツクシの部分は春の風物詩として愛される一方で、驚異的な畑の雑草でもあります。

和名:スギナ(杉菜)、ツクシ(土筆)

英語名:field horsetail, common horsetail

学名:Equisetum arvense L. f. campestre (Schultz) Klinge[1]

観察難易度:★☆☆☆☆

分類
門:  シダ植物門
綱:  トクサ綱
目:  トクサ目
科:  トクサ科
属:  トクサ属
種:  スギナ

生活環:夏緑性。

形態:直立型。高さ40cm。

地下茎:地下に根茎を長く伸ばす。

栄養茎:高さ40cm、黄緑色、縦に筋がある。栄養葉は輪生、棒状。

胞子茎:ツクシと呼ばれる。葉鞘はハカマと呼ばれる。先端に胞子嚢穂をつける。先端に胞子嚢をつける。

生育環境:日当たりの良い環境を好む。畑、道端等。

分布:世界中に広く分布している。日本は北海道~吐噶喇列島に分布する。

用途:薬用、食用、飲用。

法規制等:—

見分けのポイント:—

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