ススキの品種です。葉は2~3cm間隔で斑があり、タカの羽に似ているとしてこの名があります。英語名はゼブラグラス(シマウマ草)といい、もっとわかりやすいですね。時々公園に植えられていることがあります。
和名 タカノハススキ(鷹葉薄、鷹葉芒)、ヤハズススキ(矢筈薄、矢筈芒)、トラフススキ(虎斑薄)、ゼブラグラス(zebra grass)
生薬名 —
アイヌ語名 —
英語名 zebra grass
学名
Miscanthus sinensis Andersson f. zebrinus (G.Nicholson) Nakai
Miscanthus sinensis Andersson ‘Zebrinus’
観察難易度 ★★★☆☆
分類
門 :被子植物門
無階級:単子葉類
無階級:ツユクサ類
目 :イネ目
科 :イネ科
亜科 :キビ亜科
属 :ススキ属
種 :ススキ
品種 :タカノハススキ
分布 原産地はない。
生育環境 人為的に植えられる。
生活環 多年草。
全体の特徴 大きな株を作る。群生する。高さ1~2m。
根 —
茎 太い地下茎がある。
葉 互生。線形。幅6~20mm。中央脈が白く目立つ。縁は鋭くざらつき、素手で触ると切れることがあるため注意が必要。斑は葉を横断する、淡黄色、2~3cm間隔。
花 10~25本の花穂に小花がつく。小花の護頴に長さ1cm以上の芒がつく。花期は7月下旬~9月。
果実 頴果。風で散布される。
種子 —
見分けのポイント 葉に2~3cm間隔で斑がある。
成分
ケイ酸:葉や茎に含まれる。葉が硬くなるため、素手で触ると切れることがある。
用途 観賞用。
法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし
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