根元に大きなロゼット葉があることから他のネコノメソウ属と見分けがつきます。

和名:チシマネコノメソウ(千島猫目草)

学名:Chrysosplenium kamtschaticum var. kamtschaticum

観察難易度:★★★☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、ユキノシタ目、ユキノシタ科、ネコノメソウ属

生活環:多年草

形態:全草ほぼ無毛。花後走出枝が伸び、先端に新苗を作る。

葉:対生。根元に大きなロゼット葉があり、花時にも残る。茎葉は1対またはない。

花:花弁はない。萼片は4個。雄蕊は8個。苞葉は卵形。花期は4月下旬~6月。

生育環境:谷筋の湿った斜面。

分布:日本、サハリン、千島列島、カムチャツカ半島。日本国内では北海道、本州(近畿以北)に分布する。

見分けのポイント。根元に大きなロゼット葉があり、花時にも残る。 雄蕊は8個。