典型的な高山植物の一つです。高山の草地に生えますが、道北や道東では海岸沿いの低地でも見られます。ベーリング海を挟んで、アジア北東部と北アメリカ北西部に隔離分布しています。
和名 チシマフウロ（千島風露）
生薬名 —
アイヌ語名 アウシペツキナ、マンチウキナ
英語名 —
学名
Geranium erianthum DC.
Geranium erianthum f. albiflorum Kom.
Geranium erianthum var. angustifolium Miyabe & Tatew.
Geranium erianthum var. elatum Maxim.
Geranium erianthum f. leucanthum H.Takeda
Geranium eriostemon var. orientale Maxim.
Geranium gorbizense Aedo & Muñoz Garm.
Geranium orientale (Maxim.) Freyn
Geranium pratense var. erianthum (DC.) B.Boivin
Geranium subumbelliforrme R.Knuth
観察難易度 ★★★★☆
分類
門 ：被子植物門
無階級：真正双子葉類
無階級：コア真正双子葉類
無階級：バラ類
無階級：真正バラ類II（アオイ類）
目 ：フウロソウ目
科 ：フウロソウ科
属 ：フウロソウ属
種 ：チシマフウロ
分布 アジア北東部と北アメリカ北西部に隔離分布する。日本国内では、北海道～本州（北部）に分布する。
生育環境 高山の草地。北海道（北部、東部）では海岸にも生育する。
生活環 多年草。
全体の特徴 高さ20～50cm。全体に毛が多い。
根 —
茎 有毛。
葉 互生。葉身は掌状に5～7深裂、長さ5～10cm。裂片はさらに切れ込む。有毛。
花 径2.5～3cm。花弁は5個。花弁の色は紫色、ピンク、白色。萼片は有毛で腺毛も混じる。花期は6～8月。
果実 分離果または蒴果。長さ3cm。
種子 —
見分けのポイント —
成分 —
用途 —
法規制等
・環境省レッドデータブック2014（環境省）：なし
・北海道レッドデータブック2001（北海道）：なし
・文化財保護法（日本）：なし
・北海道文化財保護条例（北海道）：なし
・世界の侵略的外来種ワースト100（国際自然保護連合）：なし
・日本の侵略的外来種ワースト100（日本生態学会）：なし
・外来生物法（日本）：なし
・生態系被害防止外来種リスト（環境省）：なし
・北海道ブルーリスト2010（北海道）：なし
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