北海道の林内で最もよく見られる樹木の1種です。花や果実が長い柄の先に吊り下がることからツリバナの名がつきました。
和名:ツリバナ(吊花)、エリマキ(襟巻)
学名:Euonymus oxyphyllus
観察難易度:★★☆☆☆
分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類I、ニシキギ目、ニシキギ科、ニシキギ属
生活環:落葉樹
形態:高木。高さ4~5m。
樹皮:当年枝は緑色。幹は平滑、小さな皮目がある。
葉:対生。卵形~長楕円形。長さ5~10cm。先は尖る。細鋸歯縁。
花:集散花序。花弁は5個。径8mm。花期は5~6月。
果実:球形。径12mm。赤色。5裂し種子が飛び出る。種子は朱赤色の仮種皮に包まれる。
生育環境:林内
分布:日本、南千島、朝鮮半島、中国。
用途:庭園樹、公園樹。