日本国内では、1949年に北海道で発見されて以降全国に広がりました。同属にレタスがあります。葉が羽状に裂けないものは品種マルバトゲチシャとして区別されます。

和名:トゲチシャ(棘萵苣、棘苣)、アレチヂシャ(荒地萵苣、荒地苣)

英語名:prickly lettuce, milk thistle, compass plant, scarole

学名:Lactuca serriola

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、キク類、真正キク類II、キク目、キク科、アキノノゲシ属

生活環:一年草。

形態:直立型。高さ1~2m。全草無毛。

茎:よく分枝する。

葉:互生。奇数羽状中裂~奇数羽状深裂。主脈が白く目立つ。縁と裏面主脈上に棘がある。

花:頭状花序、径1.2cm、舌状花のみで筒状花はない。花冠は淡黄色。

果実:痩果。冠毛があり風に乗って分散する。

生育環境:日当たりの良い環境を好む。道端、空き地等。

分布:原産地はヨーロッパ。日本に帰化している。