川沿い等、湿った草地に群生することが多いです。草丈や花色に変異が大きく、それらを別の変種に分ける考え方もあります。

和名:ナガボノワレモコウ(長穂吾木香、長穂吾亦紅、長穂吾妹紅)

英語名:Asian burnet

学名:Sanguisorba tenuifolia var. tenuifolia

観察難易度:★★★☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類I、バラ目、バラ科、ワレモコウ属

生活環:多年草

形態:高さ80~140cm。

葉:根出葉のみ。奇数羽状複葉。小葉は広線形、長さ7~8cm、鋸歯縁。側小葉は5~7対。

花:穂状花序、先は垂れる。花弁はない。萼片は4個、白色~濃紅色。

生育環境:湿った草地。

分布:日本、朝鮮半島、中国東北部、サハリン。日本国内では北海道、本州(中部以北)に分布する。