コンクリートの繋ぎ目等に半球状のこんもりとした群落を作っているのがよく見られます。秋には一斉に赤褐色の蒴を伸ばし、急に目立つようになります。

和名:ネジクチゴケ(捻口苔)

学名:Barbula unguiculata

観察難易度:★☆☆☆☆

分類:マゴケ植物門、マゴケ綱、センボンゴケ目、センボンゴケ科、ネジクチゴケ属

生活環:常緑。

形態:ほとんど分枝しない。高さ1~3cm。

葉:長さ1~2mm。乾くと強く捻じれる。

蒴:円筒形。蒴歯は螺旋状に捻じれる。

生育環境:日当たりの良い環境を好む。コンクリート上、小石混じりの地上、岩上等。

分布:北半球に広く分布する。日本国内では北海道、本州、四国、九州に分布する。