ランと聞くと少し敷居の高い印象があるかもしれません。そのへんで雑草化しているランもあり、その筆頭がネジバナです。芝生や空き地等、割と人工的な草地に勝手に生えてきます。栽培はかなり難しいため、自然に生えてきたものを愛でるのが良いようです。
和名 ネジバナ(捩花)、ネジリバナ(捩花)、ネジレバナ(捩花)、ネジリソウ(捩草)、ネジガネソウ(捩金草)、ヨジリンボウ、モジズリ(綟摺)、モジズリグサ(捩摺草)、ヒダリマキ(左巻)、キツネササラ(狐簓)
生薬名 —
アイヌ語名 —
英語名 —
学名
Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M.Bieb.) H.Hara
観察難易度 ★★★☆☆
分類
門 :被子植物門
無階級:単子葉類
目 :クサスギカズラ目
科 :ラン科
亜科 :ネジバナ亜科
属 :ネジバナ属
種 :ネジバナ
分布 ヨーロッパ東部~アジア、オセアニア。日本は全国に分布する。
生育環境 日当たりの良い草地を好む。芝生、土手、道端。
生活環 多年草。常緑。ロゼットで越冬する。
全体の特徴 高さ10~30cm。
根 —
茎 —
葉 互生。長さ5~20cm。
花 花序は螺旋状になる。右巻きと左巻き、まれに巻かないものがある。萼片と側花弁は紅色、まれに白色。唇弁は白色。花期は7~9月。
果実 蒴果。
種子 —
見分けのポイント —
成分 —
用途 観賞用。
法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし
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