サワラの園芸品種です。枝は鱗片状の葉に覆われ、先が垂れます。葉の重なり合う様子を比翼(和服の襟や袖を重ね着に見えるようにする仕立て方)に見立ててヒヨクヒバの名がつきました。

和名:ヒヨクヒバ(比翼檜葉、比翼桧葉)、イトヒバ(糸檜葉、糸桧葉)

英語名:—

学名:Chamaecyparis pisifera var. filifera

観察難易度:★★☆☆☆

分類:裸子植物門、マツ綱、マツ目、ヒノキ科、ヒノキ属

生活環:常緑樹

形態:高木。高さ4~15m。

枝:先が垂れる。

葉:対生。鱗片状に枝を覆う。

花:雌雄異花。雌花は淡褐色。雄花は紫褐色。花期は5月。

球果:球形。径6mm。黄褐色。10月に成熟する。

生育環境:人為的に植えられる。

分布:園芸品種のため自生地はない。

用途:庭園樹、公園樹。

法規制等:—

見分けのポイント:枝先が垂れ下がる。

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