南ヨーロッパ原産ですが、現在は世界中の温帯付近に広く帰化しています。葉柄と茎には大きな翼(よく、ヒレ状のもの)があります。同属にスイートピーがあります。

和名 ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)、ヒロハレンリソウ(広葉連理草)、シュッコンスイートピー(宿根スイートピー)、シュッコンレンリソウ(宿根連理草)

英語名 perennial peavine, perennial pea, broad-leaved everlasting-pea, everlasting pea

学名
Lathyrus latifolius L.
Lathyrus longifolius Ten.
Lathyrus sylvestris ssp. latifolius (L.) Arcang.
Pisum latifolium (L.) E.H.L.Krause

観察難易度 ★★★☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類I(マメ類)
目  :マメ目
科  :マメ科
属  :レンリソウ属
種  :ヒロハノレンリソウ

分布 原産地は南ヨーロッパ。日本を含む世界の温帯付近に帰化している。

生育環境 道端、草地。

生活環 多年草。

全体の特徴 葉先の巻きひげで他の植物に絡みつく。全草無毛。

 大きな翼がある。

 互生。2出複葉。2個の小葉の間から巻きひげを出す。小葉は披針形~長楕円形。葉柄に大きな翼がある。托葉は1対、大きく目立つ、線形~披針形、先が尖る。

 蝶形花。径3cm。花弁は白色~濃紅色。無香。

果実 豆果。広線形。

種子 —

見分けのポイント 葉は2出複葉。葉柄と茎に大きな翼がある。

成分 —

用途 花は観賞用。

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):カテゴリーB

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