まばらな総状花序に長い芒のある小花をつけ、特徴的な姿になります。小花はつけ根が折れ曲がる(反る)ようにしてつくことから、「穂反り」の名があります。ホガエリガヤ属はホガエリガヤ1種で構成されています。

和名:ホガエリガヤ(穂反茅)

英語名:—

学名:Brylkinia caudata

観察難易度:★★★☆☆

分類:被子植物門、単子葉類、ツユクサ類、イネ目、イネ科、ホガエリガヤ属

生活環:多年草

形態:長い地下茎から地上部を出す。叢生しない。高さ20~40cm。

茎:長い地下茎がある。

葉:互生。幅2~5mm。葉舌は微小。

花:総状花序。小穂はまばら、横~下向きにつく、扁平、長さ1.3cm、芒は長さ2cm。花期は6~7月。

生育環境:林内

分布:日本、中国、ロシア。日本国内では北海道、本州、四国、九州に分布する。

用途:—

法規制等:—