3億年前に繁栄した巨大シダにやや近い種です。スギの枝葉に似ていますがスギではありません。タチカズラの名で花材として利用されています。
和名 マンネンスギ（万年杉）、アリマスギ（有馬杉）、ビロードスギ（天鵞絨杉）、イワイタケ（祝茸）、タチヒカゲ（立日陰）、タチカズラ、リコポディウム（lycopodium）
生薬名 玉柏（ぎょくはく）
アイヌ語名 テコシセピセピ、テコシシセピセピ、シンルシ
英語名 tree groundpine, groundpine
学名
Lycopodium dendroideum Michx.
Dendrolycopodium dendroideum (Michx.) A.Haines
Dendrolycopodium verticale (Li Bing Zhang) Li Bing Zhang & X.M.Zhou
Lepidotis dendroidea (Michx.) P.Beauv.
Lycopodium obscurum var. dendroideum (Michx.) D.C.Eaton
Lycopodium obscurum f. dendroideum (Michx.) H.L.Blomq. & Correll
Lycopodium obscurum var. hybridum Farw.
Lycopodium verticale Li Bing Zhang
観察難易度 ★★★★☆
分類
門：ヒカゲノカズラ植物門
綱：ヒカゲノカズラ綱
目：ヒカゲノカズラ目
科：ヒカゲノカズラ科
属：ヒカゲノカズラ属
種：マンネンスギ
分布 日本、ロシア南東部、サハリン、朝鮮半島、中国、ヒマラヤ、北アメリカ。日本国内では沖縄を除く北海道～九州に分布する。
生育環境 山地。林内。日当たりの良い岩場。
生活環 多年草。常緑。
全体の特徴 地下茎の所々から地上に直立する茎を出す。地上茎はよく分枝する。高さ約10cm。群生する。
根 —
茎 地下茎を長く横に伸ばす。地上茎はまっすぐ直立し、上部で分枝する。
葉 線形。長さ4～5mm。湾曲する。
胞子嚢 胞子嚢穂は直立する茎の先端に1～数個つく。胞子嚢穂の先端にさらに茎を出すことがある。
見分けのポイント —
成分 —
用途 花材。
法規制等
環境省レッドデータブック2014（環境省）：なし
北海道レッドデータブック2001（北海道）：なし
文化財保護法（日本）：なし
北海道文化財保護条例（北海道）：なし
世界の侵略的外来種ワースト100（国際自然保護連合）：なし
日本の侵略的外来種ワースト100（日本生態学会）：なし
外来生物法（日本）：なし
生態系被害防止外来種リスト（環境省）：なし
北海道ブルーリスト2010（北海道）：なし
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