草地で時々見られます。クリの果実に似たツチグリというキノコがあり、このキノコに似ていることから同じツチグリという名がついた植物があります。この植物の近縁種で、葉が3つに分かれるのがミツバツチグリです。

和名 ミツバツチグリ(三葉土栗)

生薬名 —

アイヌ語名 —

英語名 —

学名
Potentilla freyniana Bornm.
Potentilla freyniana f. miyoshii (Honda & Oishi) Naruh.
Potentilla longepetiolata H.Lév.
Potentilla morii Hayata
Potentilla sutchuenica Cardot
Potentilla ternata (Maxim.) Freyn

観察難易度 ★★★☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類I(マメ類)
目  :バラ目
科  :バラ科
亜科 :バラ亜科
属  :キジムシロ属
種  :ミツバツチグリ

分布 日本、ウスリー、朝鮮半島、中国、台湾。日本国内では、沖縄を除く北海道~九州に分布する。

生育環境 低地~山地。日当たりの良い環境を好む。草地に多い。

生活環 多年草。

全体の特徴 匍匐枝を伸ばし、新しい株を作る。高さ25cm。

 —

 根茎は太く短い。匍匐枝がある。

 互生。3出複葉。小葉は鋸歯縁、裏側は淡い紫色を帯びる。托葉は鋸歯縁、大きく目立つ。

 径1~1.5cm。花弁は5個、黄色、萼片より長い。萼片と副萼片があり、長さはほぼ同じ。花期は5~6月。

果実 痩果。

種子 —

見分けのポイント 3出複葉。托葉は大きく目立つ。

成分 —

用途 —

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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