林内で普通に見られます。葉は先端が少し飛び出たかわいらしい形をしています。果実はそのままでもおいしく食べられますが、酸っぱいので、果実酒にして利用されることが多いようです。

和名 ミヤマガマズミ(深山莢蒾)

英語名 —

学名
Viburnum wrightii Miq.
Viburnum hessei Koehne

観察難易度 ★★☆☆☆

分類
門  :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:キク類
無階級:真正キク類II(キキョウ類)
目  :マツムシソウ目
科  :レンプクソウ科
属  :ガマズミ属
種  :ミヤマガマズミ

分布 日本、サハリン、朝鮮半島、中国。日本国内では、沖縄を除く北海道~九州に分布する。

生育環境 林内、林縁。

生活環 落葉樹。

全体の特徴 低木。高さ2m。

 —

 対生。葉身は広倒卵形~倒卵円形、長さ7~14cm。先は短い尾状。基部は円形~切形。鋭鋸歯縁。裏側下部の縁に腺点がある。托葉はない。

 散房花序。花冠は径6~8mm、5裂する、白色。花期は6月。

果実 核果。倒卵形。赤色。9月に成熟する。

種子 果実に1個含まれる。

見分けのポイント 葉は広倒卵形~倒卵円形。先は短い尾状。鋭鋸歯縁。

成分 —

用途 公園樹、庭園樹。果実は果実酒の材料。

法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし

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