日本固有種です。北海道の他、本州と四国の一部に生育し、各県のレッドデータブックに記載されています。同属に世界で初めて全ゲノムが解明された生物であるシロイヌナズナがあります。
和名：ミヤマハタザオ（深山旗竿）
英語名：—
学名：Arabidopsis kamchatica ssp. kamchatica / Arabis lyrata var. kamtschatica
観察難易度：★★★★☆
分類：被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類II、アブラナ目、アブラナ科、シロイヌナズナ属
生活環：多年草
形態：分枝型。高さ10～30cm。
葉：互生。根出葉は頭大の羽状深裂。茎葉は裂けず倒披針形、全縁。
花：総状花序。花弁は4個、白色、長さ4mm、先端は裂けない。花期は5～7月。
果実：長角果。長さ3～4mm。湾曲して上を向く。
生育環境：山地の岩場や礫地。
分布：日本固有種。北海道、本州（大山、中部、北部）、四国に分布する。
用途：—
法規制等：—
見分けのポイント：—
