全草に刺毛があり、触れると痛痒くなります。葉の付け根にむかごをつけます。葉、茎、むかごは山菜として利用されます。

和名:ムカゴイラクサ(珠芽刺草)

英語名:—

学名:Laportea bulbifera

観察難易度:★★★☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、バラ類、真正バラ類I、バラ目、イラクサ科、ムカゴイラクサ属

生活環:多年草

形態:直立型。高さ40~80cm。全草に刺毛があり、触れると痛痒い。

根:肥大する。

茎:葉腋にむかごをつける。

葉:互生。卵状楕円形。長さ4~12cm。粗く低い鋸歯縁。先は尖る。

花:雌雄異花。雌花序は円錐花序、茎頂につく、白く長い雌蕊が目立つ、花被片は4個。雄花序は円錐花序、雌花序のすぐ下の葉腋につく、雄蕊は4個、花被片は4個。花期は8月~9月上旬。

果実:痩果。4個ある花被片のうち2個が生長して果実を包む。

生育環境:低地の林内。

分布:東アジア。日本国内では北海道、本州、四国、九州に分布する。

用途:食用

法規制等:—

見分けのポイント:互生。むかごがある。