雪の様に白い花を咲かせ、シダレヤナギの様に枝先が垂れることからユキヤナギの名があります。ヤナギ科ではありません。花を近くで見ると、バラ科なのがよくわかります。遠景と近景で印象が大きく変わる植物の一つです。
和名 ユキヤナギ(雪柳)、コゴメバナ(小米花)、コゴメヤナギ(小米柳)
生薬名 —
アイヌ語名 —
英語名 Spiraea thunbergii, Thunberg spiraea, Thunberg’s meadowsweet
学名
Spiraea thunbergii Siebold ex Blume
Spiraea japonica Raf.
観察難易度 ★★☆☆☆
分類
門 :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類I(マメ類)
目 :バラ目
科 :バラ科
亜科 :モモ亜科
属 :シモツケ属
種 :ユキヤナギ
分布 日本、朝鮮半島、中国。日本国内では本州(関東以西)、四国、九州に分布する。北海道に帰化している。
生育環境 道端、空き地。
生活環 落葉樹。
全体の特徴 地際から幹を多数出し、株立ちになる。枝先はやや枝垂れる。高さ2m。アレロパシーがある。
根 —
幹 地際から多数出す。
葉 互生。葉身は狭披針形、長さ2~4.5cm。鋭鋸歯縁。
花 散形花序。枝に沿って多くの花序が連なってつくため、全体の形は細長くなる。花弁は5枚、白色。花期は5月。
果実 袋果。10月に成熟する。
種子 —
見分けのポイント —
成分 —
用途 庭園樹。花材、切り花。
法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
文化財保護法(日本):なし
北海道文化財保護条例(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):カテゴリーB