ラムズイヤー(英語で「子羊の耳」という意味)はその名の通り全体がフワフワの綿毛に覆われており、カラーリーフやクリスマスリース等の材料として大変人気があります。同属に野菜のチョロギがあります。

和名:ラムズイヤー、ワタチョロギ(綿チョロギ)、スタキス

英語名:lamb’s-ear, woolly hedgenettle

学名:Stachys byzantina / Stachys lanata / Stachys olympica

観察難易度:★★☆☆☆

分類:被子植物門、真正双子葉類、コア真正双子葉類、キク類、真正キク類I、シソ目、シソ科、チョロギ属

生活環:多年草

形態:直立型。高さ30~80cm。全草が白い綿毛に覆われる。

茎:白い綿毛に覆われる。

葉:対生。長楕円形。白い綿毛に覆われる。

花:唇形花。花弁は紫色。白い綿毛に覆われる。花期は5~7月。

果実:—

生育環境:日当たりの良い環境を好む。空き地、道端、舗装の隙間等。

分布:原産地はトルコ、アルメニア、イラン。日本に帰化している。

用途:観賞用。ドライフラワー。クリスマスリースの材料。

法規制等:—

見分けのポイント:全草が白い綿毛に覆われる。